ベランダの広さはどれくらいが良い?後悔しないために事前に考えておくべきポイント
ベランダの奥行きをどれくらいにするかによって、使いやすさは大きく左右します。
洗濯物干しやガーデニングに利用したい方は、標準的なサイズだと手狭になり、使いにくくなってしまいます。
そこで今回は、ベランダの奥行きのサイズにお悩みの方へ、利用方法に合った目安をお伝えします。
□ベランダの広さの目安とは?活用事例をご紹介!
一般的なベランダの奥行きは、「910mm」が標準とされています。
この奥行きとなる理由は、大きく2つあります。
1つ目は、日本の設計の単位が縦横910mmであることから、この寸法が設計上、融通が効くからです。
この寸法を基準とした既製品も多くあり、失敗しにくく、費用も安価に抑えられます。
2つ目は、建築基準法で外壁より1mを超えるベランダは、建築面積として見なされるからです。
建築率の厳しい土地では、居住スペースを削らなければなりません。
また、建築面積が大きくなると税金も高くなります。
エアコンの室外機を置くスペースであれば、910mmあれば十分です。
ただ、洗濯物干しに利用する場合には、作業スペースを含めると1,000mm以上ある方がおすすめです。
ガーデニングを検討の方は、1,200mm以上あれば良いでしょう。
しゃがんだ体勢の作業が必要となりますので、立ち仕事よりも広いスペースが必要なためです。
□ベランダづくりで後悔しないために考えておきたいこと!
以下では、ベランダづくりで後悔しないために考えておきたいポイントを2つ紹介します。
*使い方をイメージしておく
先にご紹介したように、ベランダは用途によって必要な広さが変わります。
そのため、目的を明確にし、どのように活用するのか想像しながら奥行きを設定しましょう。
*ベランダを設置する場所
戸建にベランダを設置する際は、どの位置に作るかも重要で、動線を意識する必要があります。
洗濯干しに利用する場合には、なるべく洗濯機に近いところにあると便利です。
くつろぎスペースであれば、道路側に作ってしまうと周りの視線が気になるかもしれません。
このように、作る位置によって使い勝手も変わってくるので意識して設計しましょう。
□まとめ
今回は、ベランダの広さの目安や作る時に意識すべきポイントについて紹介しました。
ベランダの設置を検討の方は、使用目的ごとに使いやすい広さがあるため、まずは使用目的を明確にしましょう。
ライフスタイルに合ったベランダを選んで、後悔しない家づくりをしましょう。
住宅に関する日常の問題やお悩みの方は、当社までお気軽にご連絡ください。