新築やリノベーションを考えている方の中でも車を大切にされている方にとって、愛車を大切に保管するためにガレージの設計は欠かせませんよね。
しかし、ガレージをつくる際にどのくらいの大きさにすればよいのか、よく分からないと感じている方も多いでしょう。
そこでこの記事では、ガレージの大きさの目安や設計について、家族のライフスタイルに合わせた選択方法をご紹介します。

□ガレージの大きさを決めるには？目安を把握しておくことが重要！

愛車の種類やサイズによって、ガレージのサイズは大きく異なります。
例えば、小型車と大型車では必要なスペースが全く違ってきます。
車の種類ごとのサイズの目安とそれに応じたガレージサイズの目安は以下の通りです。

・軽自動車
全長約3400ミリメートルで、横幅1480ミリメートル、高さ1650ミリメートル。

・小型車
全長約4500ミリメートルで、横幅1680ミリメートル、高さ1500ミリメートル。

・中型車
全長約4800ミリメートルで、横幅1700ミリメートル、高さ1500ミリメートル。

・ワンボックス車
全長約4800ミリメートルで、横幅1700ミリメートル、高さ2000ミリメートル。

・大型車
全長約5210ミリメートル、横幅1875ミリメートル、高さ1500ミリメートル。

また、ガレージの大きさは車を停められるだけでなく、家族のライフスタイルに合っているか確認することも重要です。
家族が多ければ、複数の車を収容するスペースが必要ですし、趣味のためのスペースとしても活用できる広さが求められます。

助手席側からの乗り降りのスペースや、トランクからの荷物の出し入れも想定したうえで、ガレージの大きさを決めるようにしましょう。

□ガレージ設置のメリットとデメリットとは？

＊ガレージを設置するメリット

ガレージ設置の最大のメリットは、愛車を雨風や太陽光から守れることです。
屋内に車を保管することで、天候に左右されず、車のコンディションを保てます。
また、ガレージは犯罪から車を守るセキュリティ性にも優れており、車のメンテナンスを行う際にもプライベートな空間を確保できます。

＊デメリットの認識

ガレージ設置のデメリットとしては、確認申請の必要性や、必要な土地面積の確保などの手間が挙げられます。
土地面積に制限がある場合は、住居の一部をガレージとして利用して対応する方法もあります。

また、ガレージの設計には前面道路との関係による駐車スペースに必要な間口サイズも重要です。
特に大きな車を所有している場合は旋回時の回転半径を考慮するようにしましょう。

□まとめ

今回は、愛車を最適な環境で保管するためのガレージの大きさの目安と設置のメリットとデメリットについてご紹介しました。
車のサイズと家族のライフスタイルに合わせたガレージの大きさを決め、利点と欠点を理解することで、自宅環境に最適なガレージをつくるようにしましょう。