無駄のない間取りを作るコツとは?廊下のない間取りのメリットって?
限られた土地しかないから広々した家を作るのは難しい、と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、コンパクトな土地であっても間取りを工夫すれば広く感じられる家にできます。
今回は無駄のない間取り作りのコツと廊下のない間取りのメリットについてご紹介します。
□無駄のない間取りを作るコツ!
1.廊下のない間取りにする
LDKとそのほかの部屋までの廊下をなくすことで、その分のスペースを確保できます。
洗面所から子ども部屋がすぐ繋がっていれば、遊びから帰った子どもがすぐに手を洗えますよね。
このように、廊下をなくせば動線がすっきりします。
しかし、廊下がないことで隣の部屋の音が聞こえやすくなります。
居心地が悪いと感じる場合は防音性の高い壁に変えることをはじめとする工夫が必要です。
2.天井の高さを変える
床面積を闇雲に広げても、使いにくいスペースが増えてしまいます。
そこで、部屋の一部を折り上げ天井にしたり、吹き抜けを作ったりすればぐっと開放感が出せます。
十分な床面積が確保できない場合は空間全体を広げるようにすると広々とした部屋が作れます。
3.壁面収納にする
ウォークインクローゼットは人が入るスペースが必要なので、その分部屋が狭くなってしまいます。
壁面収納にすれば、収納力自体はさほど変わらない上、無駄なスペースが省けます。
4.棚の奥行きに注意する
収納するものに合わせて棚の奥行きを調整することで無駄なスペースを省けます。
反対に、深すぎる棚の奥行きは整理しにくく、使いにくい収納になります。
5.収納スペースを壁に埋め込む
壁の厚みを利用して小物置きにしたり、トイレのトイレットペーパー置きや芳香剤置きにしたりしてスペースを有効活用できます。
本棚のような大きい収納スペースも作れるので必要な大きさと高さを検討して採用してください。
□廊下なしの間取りのメリットとは?
*開放的な空間を作れる
廊下に割いていたスペースをリビングにできるので、より広々した空間を作れます。
リビングの隣に和室があると、ふすまを外せば開放的な空間を満喫できますね。
*家族との関わりが増える
廊下のある家では、リビングから部屋まで距離がありますが、廊下のない家ではリビングと部屋をつなげられます。
そのため、子どもに目が届きやすく、家事もしやすくなります。
リビングを通した接点が増えるのでコミュニケーションが取りやすく家族の笑顔も増えるでしょう。
*風通しがよく採光しやすい
廊下がないことで仕切り壁が少なくなるので、風通しが良くなります。
さらに、廊下があることで届かなかった光が全体に届くようになります。
□まとめ
限られた土地で開放的な空間を作るには、廊下をなくしたり、天井の高さや収納スペースに気をつけたりするのがおすすめです。
廊下がない間取りであれば開放的で風通しが良い、明るく、家族との関わりが増える家を作れます。
ぜひ、空間を有効活用して、素敵な住まいを作りましょう。