平戸建設(山口県宇部市)|新築、リフォーム、木造注文住宅、工務店

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断熱性能等級とは?等級4が最低基準になる2025年に向けて

「断熱等性能等級」という言葉を耳にしたことはありますか。
2025年には、新築の断熱等性能等級の最低基準が上がるとされています。
断熱等級の基準が上がれば、省エネ効果が高くなり、節電にもつながります。
今回は、断熱等性能等級についての概要と数値を上げるメリットについて紹介します。

□断熱等性能等級とは?等級4が最低基準に?

断熱等性能等級とは「住宅品質確保の推進等に関する法律」の中で定められた断熱にかかる指標です。
2022年3月末までは、具体的には4つの等級に分けられ、等級4が最高等級とされていました。
等級4は、無断熱と比べておよそ60%の省エネが実現され、年間で8万円の冷暖房費を節約できます。

断熱等級を判定するとき、「外皮平均熱貫流率(UA値)」を用います。
UA値とは、住宅全体からの熱損失量を建物の外側の合計面積で割った値です。
また、基準UA値は地域によって定められているため、区分については、国土交通省の公式資料にて確認することをオススメします。

等級4が最高等級であることから、等級4を満たしておけば良いと考えている方が多い傾向にあります。
しかし、実際は等級4であっても十分ではないのです。
それは、日本の断熱性能は非常にレベルが低いためです。
また、2022年の10月から新設された基準では、断熱等級が7まで拡大されたことも理由として挙げられます。

このような動きから、昨年までは最高基準だった等級4ですが、2025年4月より断熱等級4が最低基準とされるため、念頭に置いておきましょう。

□断熱等級が高い家を建てるメリットとは?

*年中快適な室温を保てる

断熱等級が高いと、年中快適な室温が保たれます。
UA値が低く、室内の温度を逃しにくい断熱等級の高い家は、外気温の影響を受けづらい特徴があります。

*省エネ性が高く節電できる

断熱等級が高い家を建てると、室内で温められた空気を外に逃さないため、最小限のエネルギー消費で快適に暮らせます。
空調設備による余計なエネルギー消費を削減できれば、節電効果が期待できます。

*吹き抜けや高天井でも寒くない

吹き抜けや高天井は、家を開放的にして優雅な空間を演出してくれますが、空調機能の効きが悪くなるのが懸念点です。
しかし、断熱性能が高い家であれば、冬でも暖かく快適な生活が可能です。
デザイン性にこだわった構造を希望する方は、断熱等級が高い家をおすすめします。

□まとめ

今回は、断熱等性能等級について、概要やメリットについて紹介しました。
断熱性が高い家を建てると、省エネにつながり、二酸化炭素排出量を抑えるという本質を理解することが重要です。
マイホームの建設を検討している方は、断熱等級が高く省エネ性に優れた家を建てることをおすすめします。

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