庭の広さの平均ってどのくらい?広い庭で理想の庭を実現する方法も解説!
家づくりでは家以外のことにも気を配る必要があります。
特に庭は家の印象を左右します。
中には「庭をつくりたいけれど、どのくらいの広さがちょうど良いのだろう」と悩まれている場合もあるかもしれません。
今回は、一般的な庭の広さをご紹介し、広い庭の場合におすすめの工夫をご紹介します。
□庭の広さの平均はどのくらい?
庭の平均的な広さは、地域によって異なります。
首都圏は19平方メートル、近畿圏は10.7平方メートル、東海圏は19.8平方メートルです。
平方メートルで表現するとわかりにくい可能性があるため、坪数で計算してみます。
平方メートルを坪数に変換するときは、1平方メートルは0.3025坪であると覚えておくと簡単にできます。
例えば、近畿圏の10.7平方メートルは、約3坪程度の庭です。
3坪以上の庭は家族でバーベキューが楽しめる程度の広さです。
家庭菜園やガーデニングをしたい方は約1坪の庭にすると、十分に楽しめるでしょう。
庭の広さは地域によって異なります。
しかし、庭の広さを決めるときは平均から考えるよりも、どんな用途で庭を使いたいのかという目的から広さを決めることをおすすめします。
□広い庭で理想の庭を実現したい!
広い庭に憧れている方もいらっしゃることでしょう。
ここでは、広い庭におすすめの工夫をご紹介します。
1.園路をつくる
園路とは、庭の中を散策するときの通路のことです。
園路があれば、植物の場所と人の歩く場所を明確に分けることができます。
広い庭にベンチを置いたり、テラスを設置したりする場合は、園路があることでエリアに分けることが可能になります。
2.くつろぐ空間をつくる
部屋と庭を繋ぐためのウッドデッキやテラスを設置することもおすすめです。
また、部屋の近くにくつろぐ空間をつくるだけではなく、広い庭の場合は、部屋から少し離れた場所にくつろげる空間をつくると毎日の楽しみが増えるかもしれません。
いつもと異なる植物に囲まれて過ごす空間は、非日常でゆっくりと過ごせるでしょう。
3.高木を植える
ウッドデッキやテラスの周辺に木を植えてみると良いでしょう。
高木は、ウッドデッキに夏は日陰をつくってくれます。
さらに、部屋から近い位置に植えれば、家の中に強い日差しが入ることを防げるため、おすすめです。
□まとめ
庭の広さは地域ごとの平均を参考にしつつ、どのように庭を使いたいのかを一番に考えて決めることをおすすめします。
家庭菜園やガーデニングがしたい場合と家族でバーベキューがしたい場合では、必要な広さが異なるためです。
また、広い庭にするときは、園路をつくったり、くつろぐ空間をつくったり、高木を植えるとより心地よく過ごせるでしょう。