平戸建設(山口県宇部市)|新築、リフォーム、木造注文住宅、工務店

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容積率にカーポートは影響する?緩和措置について!

住宅を建築する時に注意しなければいけないのが「容積率」です。
容積率は敷地内の延床面積で決まりますが、実は、カーポートやガレージなどの自動車の車庫も床面積の対象となります。
今回は、容積率について解説します。

□容積率とは?車庫の種類も紹介!

容積率とは、建築物の延床面積の敷地面積に対する割合のことです。
延床面積とは、建築物の各階の床面積の合計です。

住宅を建てる用途地域ごとに制限が設けられており、基準の容積率を超えて住宅を建てることはできません。
行政が都市計画等によって、建築基準法にある数値から上限を定めています。

ここで注意すべきは、自動車車庫も容積率の対象ということです。
容積率は建築物の延床面積が対象ですが、自動車車庫も「特別建築物」に分類され、延床面積の対象です。

車庫と一言で言ってもさまざまな種類があります。
出入り口を除いた3方向と屋根で囲まれた「ガレージ」や、屋根と柱で囲まれた簡易車庫の「カーポート」などが挙げられます。
ガレージには、「ビルトインガレージ」や「独立式ガレージ」があります。

ビルトインガレージは住宅とガレージが一体となったものを指します。
反対に、独立式ガレージは住宅とは別に建てるガレージを指します。

容積率の対象となる車庫は、構造や形状に関係なく、車庫として利用しているものが対象ですので注意が必要です。
壁の無いカーポートも車庫として利用していれば対象になるということです。

□容積率の延床面積に車庫の床面積は含まれる?

上記の通り、車庫は容積率の対象に含まれますが、車庫がある場合には「容積率の緩和」の制度が適用されます。
緩和制度を受けるための条件は特になく、自動二輪車やバイクなどの自転車置き場の対象となります。

ただ、緩和される床面積には上限があります。
車庫は敷地内の建築物の床面積の1/5を上限とされています。
上限を超える面積分が延床面積に含まれるという制度です。

□まとめ

今回は、住宅を建築する際に気をつけるべき容積率について解説しました。
敷地内にある車庫は構造や形式に関わらず、容積率の緩和を受けることができるので、用途地域ごとの容積率の上限を確認しておきましょう。
市区町村に直接問い合わせるほか、市区町村のホームページに公開されています。
容積率を超えてしまうと、行政から建築の許可がおりません。
許可のないまま建築した建物は違法建築となり、この場合、当然住宅ローンは利用できないのでくれぐれも注意しましょう。

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