家づくりといっても、作り始めるから完成するまでの間に様々な工程があります。
家づくり初心者の方はもちろんかもしれませんが、家づくりを経験したことがある方でも各工程をもれなく言えるかと言えばそうでないことが多いと思います。
今回は、家づくりの工程に関して解説した後、家づくりにおけるトラブルに事前に対象する方法も解説します。

□注文住宅が建って住めるようになるまでの大まかな工程

家づくりの大まかな工程は以下の通りです。

まずは、地鎮祭です。
地鎮祭を行うか行わないかは任意となっています。

次に、遣り方(やり方）です。
やり方とは、木の板を使用して建物の高さや位置関係を事前に測る工程です。

次に、地盤調査と改良工事です。
地盤調査を行なって、問題がある場合は改良工事が行われます。

次に、杭工事です。
このタイミングで建物の杭を打ち込む工事を行います。

次に、根掘りです。
根掘りとは、土地を掘っていく工程です。

次に、鉄筋加工工事です。
この工程で鉄筋とコンクリートで建物の基礎を作ります。

次に、型枠工事です。
型枠工事では、コンクリートを流し込む型を作ります。

次に、コンクリート打設工事です。
先ほどの工程で作った型にコンクリートを流し込む工程です。

次に、土台敷きです。
この工程では簡単に説明すると1階部分の床を作っていきます。

次に、建込みです。
この工程では壁をどんどん設置していきます。

次に、内外木工事です。
こちらの工程では内装、外装や電気、設備工事が行われます。

次に、内部造作工事です。
最後に、内装の仕上げをして工程は完了です。

これらの工程を経て、ついに家が完成します。

□家づくりのトラブルへの事前の対処方法

家づくりを行う際、最もトラブルの原因となりうることが、「騒音」です。
先ほどご紹介した12個の工程の中でも、ほとんどのものが大きかれ少なかれ騒音を伴います。
家づくりにおいて騒音が発生することは避けられず、仕方のないことですが、近隣住民の中には不快に感じる方もいらっしゃるでしょう。

そこで、家づくりを行う際は必ず、事前に近隣住民に挨拶をしておきましょう。
工事をする旨と、それがどのくらい続くかを事前に伝えておくことで、トラブルが起こることを避けましょう。

□まとめ

今回は、家づくりの工程とトラブルの事前の対処方法について解説しました。
家づくりの工程を全て暗記する必要はありませんので、確認したくなった際は、本記事を見返すと良いでしょう。
また、家づくりにおいてトラブルを事前に防ぐことは重要です。
今回ご紹介した内容をぜひ実践していただければ幸いです。