窓の高さに決まりはある?新築の窓で失敗しないためのポイントもご紹介!
新築を建てる準備を進めている方もいらっしゃることでしょう。
中には、窓をどんな高さでどのように取り付けようかと悩まれている場合もあるかもしれません。
今回は窓の高さに決まりはあるのかについて解説し、新築の窓で失敗しないためのポイントをご紹介します。
□窓の高さに決まりはある?
窓の高さには、基準や決まりは存在しません。
ただし、行政や金融公庫融資住宅などで基準が決められていることもあります。
基準を伝えられることもあるかもしれませんが、これは法律で定められているものではないため、必ず従わなければならないわけではありません。
要するに、窓の高さは自由に決められます。
窓は高さによって機能や安全性が変わるため、ここではいくつかの種類をご紹介します。
1.高窓
高窓は、肩より高い位置にある窓です。
肩より少し高い窓も、天井近くにある窓も高窓といわれます。
2.腰高窓
腰高窓は、大人の腰の高さ(床から8センチや9センチ程度)にある窓です。
3.掃き出し窓
掃き出し窓は、床からすぐの位置に窓の下端があり、人の出入りが可能な窓です。
□新築の窓で失敗しないためのポイント
新築の窓で失敗しないためのポイントを3つご紹介します。
*1.家具の配置に注意
窓の位置や大きさによって、壁の広さが変わります。
窓の前に家具を置くと、眺めや光の入り具合のような窓の良さがなくなってしまうため、壁の広さをどのくらい残すように窓を設置するのかは重要です。
図面に寸法を書いて、家具と窓の位置を検討しましょう。
*2.外観にも配慮
内装からだけで窓の位置を決めると、家が完成してから外観を見ると想像とずれが生じてしまう可能性があります。
どこに窓を取り付けたら、どのような外観になるのかを3Dパースでイメージしてみてみることをおすすめします。
*3.光の入り具合を確認
窓の取り付ける位置によって、どのくらい光が入るのかが変わります。
しかし、図面でどのように光が入ってくるのか確認するのは難しいです。
実際に土地を訪れて図面と照らし合わせると良いでしょう。
さらに、朝、昼、夜の3回にわけて確認してみると、実際に家が建ったときの光の入り具合が想像しやすくなります。
□まとめ
基本的に窓の位置に決まりがないことから、好きな位置に取り付けることができます。
窓によって特徴が異なるため、さまざまな窓を比較してどのような窓を取り付けるのかを決めると良いでしょう。
また、窓の高さや位置に迷ったら、家具の位置や外観、光の入り具合に注意してみることをおすすめします。