初めての注文住宅を建てるまでにどのようなステップがあり、どのくらい期間がかかるのかわからない方が多いでしょう。
ライフイベントに合わせて注文住宅を建てたいという希望がある方は、スケジュール管理がとても重要になります。
そこで今回は、注文住宅を建てる期間と最短で建てるポイントについてご紹介します。

□平均的な注文住宅が完成するまでの期間とは？

注文住宅の流れは、以下の通りです。

1.情報収集と予算決め

この期間の目安は、1️〜3ヶ月程度です。
ご自身だけで理想の家を考えるだけではなく、ご家族と話し合いを行い、実際に書き出していきましょう。
ここでは、「外観」「間取り」「設備」をイメージをネットで調べつつ、情報収集すると良いでしょう。

2.建築会社選びと土地探し

この期間の目安は、3〜12ヶ月と期間にばらつきがあります。
建築会社を決める際に、モデルハウスや住宅展示場を訪れてみると、実際に建築会社の特徴を掴めるのでおすすめです。
土地探しは、自分たちで土地を探す方法と建築会社とともに土地を探す方法がありますので、建築会社に相談してみるのも手です。

3.建築会社との打ち合わせ

この期間の目安は、2〜3ヶ月程度になります。
1つ目の段階の情報収集と予算を建築会社に伝えて、実際にどのような家にするのか打ち合わせを行います。
家のプランが決まったら、仮見積もりを出してもらいましょう。
その後、住宅ローンの仮審査を受ける流れとなります。

4.建築会社と本契約

この期間は、大体1ヶ月程度になります。
住宅ローンの仮審査の承認が下りたら、建築会社との本契約に進みます。
その後、住宅ローンの本審査を受ける流れになります。

5.着工・竣工・引き渡し

この期間の目安は、3〜6ヶ月程度です。
着工から竣工までは大体4〜5ヶ月程度かかります。
さらに、施工に問題がないかを確認したり打ち合わせを行ったりして、施工が完了してから住宅の引き渡しまでは2週間前後かかります。

□注文住宅を最短で建てるポイントとは？

注文住宅を最短で完了させたい方や希望する時期までに引っ越しを終えたいという方は次のポイントを意識しましょう。

1つ目は、優先順位を決めておくことです。
特に土地選びは、考えれば考えるほど期間が伸びていくので、優先順位が上位の条件に当てはまれば、その土地に決めてしまうという妥協も必要になります。

2つ目は、希望の完成時期から逆算して行動することです。
注文住宅を最短で6〜8ヶ月ほどで完成します。
そこで完成時期から逆算してスケジュールを建てることで、いつまでにどのような行動をするのか明確にできます。

◻︎まとめ

今回は、注文住宅のおおまかな流れや期間と最短で完成させるポイントについてご紹介しました。
注文住宅が完成までにかかる期間は、平均8〜15ヶ月ほどです。
住宅のプランや工法によって期間は大きく変動するので、最短で家を建てたい方も余裕を持った行動をすることをおすすめします。