失敗しない家づくりのためには?気をつけるポイントとは?
多くの人が家づくりは人生で初めての経験であり、不明確な点が多いかと思います。
住み始めてから後悔しないように、間取りを決める段階で気を付けておく必要があります。
実際の失敗事例に触れることで、どのような点を考慮すべきなのか事前に把握しておきましょう。
□注文住宅の失敗事例
*収納スペースが少ない
実際に住んでみて、収納の数や配置について後悔されているケースが多くみられます。
生活動線をしっかりとイメージしていないと、実際に住んでから使い勝手が悪いことに気づきます。
また、家具を置いてみると、収納スペースが少ないことに気づくケースも見られます。
その場合、新たに収納家具を置かざるを得ず、部屋が圧迫されてしまいます。
奥行きが深すぎる収納は、物を取り出すときに手間がかかり、手前の空間が無駄になるケースが多いです。
*コンセントの配置が使いづらい
コンセントの数は多いほど便利ですが、使いたい場所に設置されていなければ意味がありません。
電化製品をどこに置くか、家具の配置換えをしたときに隠れないかなどのポイントを押さえながら配置を決める必要があります。
間取り図上では気づかずに、実際に住んでから使い勝手の悪さに気づくケースが多いです。
*冷暖房の効率が悪い
床面積の広いリビングに多い失敗例です。
特にリビング階段を採用したことによって、暖かい空気が階段上に行ってしまうケースが多いです。
□失敗しない家づくりのために気をつけるポイント!間取りについて!
ここからは、上記で紹介した失敗例に対して気をつけるべきポイントを紹介します。
収納スペースを確保する際には、家の中をスッキリ見せることを意識しましょう。
手持ちの荷物をメジャーで測りながら、どこに何を仕舞うのかを考えた設計を行うことで無駄な空間を減らせます。
また、収納方法には、隠す収納と見せる収納があります。
それらを使い分けて、使い勝手の良い位置に配置することがポイントです。
間取りを決める際には、リビングやダイニングなど長い時間を過ごす場を優先して決めていきましょう。
広い空間における冷暖房の効率をあげるには、引き戸など移動できる間仕切りを設置して、必要に応じて区切れるようにしておくと冷暖房の無駄が減らせます。
また、暖かい空気は上に昇る性質があるため、吹き抜けのリビングでは床暖房を併用するのがおすすめです。
□まとめ
今回は、注文住宅の間取りでの失敗事例とその対策ポイントについて紹介しました。
平面的な間取り図だけでは、イメージがつかない部分もあると思われます。
あらかじめつまづきやすいポイントを意識した上で後悔のない住まいを実現しましょう。