「おしゃれな家を建てるには、センスが必要だから無理だろう」と諦めている方は多いでしょう。
しかし、コツを押さえればおしゃれな家に仕上げることができます。
そこで今回は、おしゃれな一戸建てを建てるコツと生活のしやすい家の特徴についてご紹介します。

□コツを押さえておしゃれな一戸建てを建てよう！

1つ目のコツは、配色です。
配色は「70：25：5」を意識しましょう。
ベースカラーの床や壁、天井の割合は70％で、落ち着いた色合いのものを選びましょう。
メインカラーの家具やソファ、ラグは25％程がおすすめです。
家具を同系色にすることで、インテリアに統一感が生まれます。
アクセントカラーの雑貨やクッションは5％くらいにしましょう。
アクセントカラーはメインカラーの反対色を使うとメリハリが出て、おしゃれな空間に仕上げられます。

2つ目のコツは、巾木です。
巾木とは、壁と床材の間にある木材のことで、壁と床の隙間を埋めて壁が傷つくことを防ぐ役割を持っています。
この巾木は、重要な役割を持つのである方が良いですが、目立ちやすくおしゃれとは言えません。
そこで、巾木を薄くして壁と色をそろえると目立ちにくく、すっきりした印象に仕上げられます。

3つ目のコツは、照明です。
照明にはいろいろな種類があり、デザインも豊富です。
照明が異なるだけで、部屋の雰囲気は一気に変わります。

また、照明の色を使い分けることでも部屋の雰囲気を変えられます。
オレンジ色に近ければ温かみのある空間になり、青に近い白色に近ければすっきりとした空間になります。

□おしゃれなだけでは良くない？生活しやすい家の特徴とは？

家におしゃれさだけを求めていると、実際に暮らしていると生活しにくいという後悔が生まれる可能性があります。
そこで、住みやすい家の特徴を把握しておくことも大切ですのでご紹介します。

1つ目の特徴は、断熱性や気密性が高いことです。
日本には四季があるので、室内の気温や湿度が大きく変動します。
そのため、夏や冬でも快適に過ごせるように断熱性や気密性が高いと良いでしょう。

2つ目の特徴は、家事や生活動線が整理されていることです。
生活している中で人が移動する経路のことを動線と言います。
家事動線や生活動線が整理されていると日々の活動が行いやすく、ストレスが溜まりにくくなるでしょう。

◻︎まとめ

今回は、おしゃれな一戸建てを建てるコツと生活しやすい家の特徴について紹介しました。
理想の家というと、デザインや設備のアイデアが最初に浮かびやすいですが、今後一生過ごしていく中では生活のしやすさが重要になっていくでしょう。
ぜひ、デザイン性と生活のしやすさのバランスを考えながら家づくりを進めてみてください。