35坪の平屋の場合、固定資産税はいくらかかる?固定資産税を抑える方法もご紹介!
平屋を建てることに憧れている方もいらっしゃるでしょう。
平屋を建てる場合には、35坪がおすすめです。
なぜなら、35坪は、効率的な生活動線を作りやすかったり、3,4人でも快適な暮らしが実現できたりするためです。
しかし、「平屋に憧れるけれど、平屋って税金が高そうなイメージがある」と悩まれている場合もあるかもしれません。
今回は、35坪の平屋に住む場合の固定資産税について解説し、固定資産税を抑える方法をご紹介します。
□35坪の平屋の場合、固定資産税はいくら?
家を建てて、家を所有するときにかかる税金が固定資産税です。
固定資産税は地方税の1つであり、住んでいる市区町村に払います。
毎年支払う税金であるため、家を建てる前にいくら支払う必要があるのかを確認しておくことが重要です。
固定資産税の金額は、土地や住居の評価額によって決められており、固定資産税評価額に1.4%を掛けることで求められます。
固定資産税評価額とは、固定資産税の納税通知書に記されています。
納税通知書は各自治体から送付されます。
記載されている金額は、家や土地の購入金額ではありません。
*35坪の平屋の固定資産税
35坪の平屋の場合、固定資産評価額は、家の状態にもよりますが、1,000万円~2,000万円が相場です。
そのため、この固定資産評価額に1.4%をかけることで固定資産税を求められます。
また、これに加えて、土地の固定資産税も加算されるので注意しましょう。
□平屋の固定資産税を抑えるには?
平屋の固定資産税を抑える方法をご紹介します。
1.木造住宅にする
木造住宅は、鉄骨造や鉄筋コンクリート造の住宅よりも、固定資産税が低くなります。
これは、鉄骨造や鉄筋コンクリート造の住宅よりも木造住宅は、耐用年数が短いためです。
しかし、木造住宅は耐用年数が短くても、耐火性や耐震性のある家を建てることはできます。
2.できる限りシンプルな家にする
固定資産税は、建築時に使う材料が多いほど高くなります。
建築時の屋根や壁、柱、天井などに使う素材や材料はできる限り少なくし、シンプルな家の造りを心掛けると良いでしょう。
3.土地の価格が低い土地に建てる
土地の固定資産評価額は、公示価格の約70%が一般的です。
複数の土地のどこに平屋を建てるのかを迷っている場合は、土地の価格が低い土地を選ぶと、固定資産税を抑えられます。
□まとめ
35坪の平屋の固定資産税は、平屋と土地の固定資産税評価額に1.4%をかけることで求められます。
固定資産税は毎年支払わなければならない税金であるため、固定資産税を抑えられるように家を建てるときに注意しましょう。
木造住宅にしたり、シンプルな造りの家にしたり、土地の価格が低い土地に家を建てたりすることをおすすめします。